カーテンは、部屋の中でも大きな面積を占めています。そのため、カーテンのデザインが部屋に与える印象は大きく、部屋の色の中でもメインのカラーになります。また、使う色によって、印象や雰囲気、居心地などが変わります。
そもそもカーテンの役割とは？
先ほど述べたように、カーテンは部屋のイメージを決めるのに重要な役割を果たします。家具が決まっている場合は、その家具の色に合わせて、もし家具が決まっていないなら、部屋をどんな印象にしたいのかでデザインやカラーを選びましょう。
また、カーテンは部屋の印象を決める役割だけではありません。プライバシーを守るためにも重要な役割を果たしています。賃貸の場合や窓が道の方を向いている場合、部屋の中が見えてしまう可能性があります。外部からの視線を切るためにもカーテンは重要です。
部屋に入る光の調節の役割もあります。特に寝室は、都市部の場合、夜になっても街が明るく、窓から光が入ってきて眠れない、ということも起きかねません。それ以外にも、西日が強い部屋も、眩しすぎる、ということが多々あります。そんな時は、カーテンを使って調節をします。
室内の調温にも一役買っています。カーテンがあることにより、直射日光を防ぐことができ、室内の温度上昇を抑えることができます。寒い日には、部屋の温度を外部に逃がしにくく、室内の温度低下を軽減することができます。
カーテンの色が部屋に与える印象
それでは、カーテンのカラーごとに、部屋がどんな印象になるのかを紹介します。
〇レッド系
赤は、エネルギーを感じ、興奮させる効果があります。そのため、寝室のようなリラックスする空間にはあまり向きません。もし、リラックスするような部屋に赤を取り入れる場合は、柄が入ったものを選び、赤の面積を抑えたデザインにしましょう。
〇オレンジ系
喜び、うれしいといったポジティブな印象を与える色です。料理との相性も良く食欲増進の効果も期待できます。
〇イエロー系
元気さ、明るさを部屋に与えてくれます。黄色には興奮作用もあるので、柄やトーンを落とした色もおすすめです。
〇グリーン系
安心感や安定感を与えてくれます。リラックス効果が高く、落ち着きたい部屋に持ってこいです。
〇ブルー系
ブルーには、集中力を高める効果が期待できます。勉強や仕事部屋にぴったりです。
〇パープル系
パープルは癒しの色とも言われ、高貴な印象を与える色です。
ここで紹介したのは一部ですが、他のカラーにも、期待できる効果がたくさんあります。ぜひ、「どんな部屋にしたいのか」、「どんな用途で使うのか」を意識して選びましょう。
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